

とネットで検索して、楽天モバイルの評価について調べている方も多いと思います。
2015年から現在まで楽天モバイルを使っている管理人としては「格安SIMに乗り換えると、今の大手キャリアより携帯料金を安く抑える事は可能です」とアドバイスできます。
また、楽天モバイルなら、今お持ちのスマホ(ドコモ系、au系)をそのまま使えば、月額1,480円に抑える事もできます。(長期割などを利用してですが)
それらを含めて、楽天モバイルのメリット、デメリットを率直に紹介したいと思います。

目次
楽天モバイルは格安SIM契約件数で1位
楽天が運営する格安SIMです。準キャリアのワイモバイルを除けば楽天市場の知名度や各地にショップもありますし、楽天スーパーポイントを貯めたり、使えたりできるので、とても人気があります。
2018年の格安SIMの利用者のシェアでは楽天モバイルが1位でした。尚、ワイモバイルは準MVNO(ワイモバイルの独自回線を使用)として除外されています。
ワイモバイルを入れると、ワイモバイル1位、楽天モバイル2位となります。
お支払いに楽天カードを使うとさらにポイントが溜まるので、楽天市場をよく使う方や楽天カードをお持ちの方にはお勧めです。お持ちでない方は楽天カードの作成をお勧めします。


楽天モバイルの料金プランは?
選べる4つのスーパーホーダイプラン
プランSからプランLLまで、データ通信量に合わせて豊富にあります。さらに楽天会員割引と長期割を使うと2年間の料金が安くなります。

スーパーホーダイプラン(ドコモ回線)
プランSの場合ですと、2,980円の月額料金が、割引を適用すると最大で2年間ずっと1,480円になります。
- 長期割は、最低利用期間3年にすると2年間1,000円の割引に、最低利用期間2年にすると2年間500円の割引になるシステムです。
- 楽天会員割引は、楽天会員になるだけで、500円の割引になります。楽天会員には無料でなれますので、ぜひ利用しましょう。
スーパーホーダイプランはau回線は対応していませんので注意してください。


パターン豊富な組み合わせプラン

組み合わせプラン
ベーシックプランから30GBプランまで6つのプランが用意されています。
1ヵ月で使うデータ通信量に合わせて選ぶと良いと思います。
私の場合で、3.1GBでも、毎月のようにそこそこのデータ通信量が余って、来月に繰り越しています。
家族や友人でデータ通信量を分け合えるデータシェア(100円/月)も可能です。
翌月へのデータ通信量の繰り越しやデータシェアなどができるので、かなり使い勝手がよくて、データ通信料不足になったことはないです。
ただ、土日に外出先で、子供に動画を見せる事が多い場合は、データ通信料を多めのプランにする方が良いかと思います。


大手キャリアD社と料金比較
楽天モバイルと最大手のキャリアの料金で料金を比較してみます。
条件として、スマホは一括購入した場合の月額料金です。
サービスの内容の近いもので比較をしてみました。どちらも2年間の定期契約です。
大手キャリアD社 | 楽天モバイル | |
データ通信料 | ~3GB | ~2GB |
掛け放題時間 | 5分以内 | 10分以内 |
月額料金 | 4,860円 | 1,980円※ |
※楽天会員割引500円と長期割(最低利用2年)500円を使った料金
楽天モバイルに乗り換える事で、月額料金が半額以下にする事が可能です。


管理人が支払っている実際の携帯料金は?
2015年から楽天モバイルユーザーである管理人は、通話よりもデータ通信の利用が多いため、「組み合わせプラン」の3.1GBプランを夫婦で利用しています。
現在でも、毎月の携帯料金は約1,900円~2,100円ぐらいで推移しています。

カードの引き落とし明細の写し
週1回ぐらい子供のキッズケータイに電話を掛ける事があるので、通話料が少し発生していますが、以前にauを使っていた頃よりは、かなり料金が下がりました。
我が家は自宅でWi-Fiに接続する環境です。そして、夫婦ともに、通勤などの外出時に、スマホで動画を頻繁にみないので、3.1GBのデータ通信料も、ほとんどが余りがちになります。
夫婦間のやり取りもLINEを使うので、データを使う事が少ないからです。
なので、普段からLINEで家族や友人と連絡を取る方だと、ほとんどデータ通信料を使わないので、組み合わせプランの3.1GBやスーパーホーダイプランのプランSで十分だと思います。
電話もLINEの無料通話を使えば、通話料を抑える事ができます。


1分 | 0.3MB |
5分 | 1.5MB |
30分 | 9.0MB |
60分 | 18.0MB |
30分×30日 | 270MB=0.26GB |
60分×30日 | 540MB=0.53GB |


楽天モバイルで選べる回線は?
ドコモ回線とau回線が選べます。
楽天モバイルでは、ドコモやauで使っていたスマホを使って、そのまま乗り換えができます。
ドコモのスマホならドコモ回線、auのスマホならau回線を選択すると、乗り換えもスムーズで良いと思います。
ただ、10分間通話し放題のスーパーホーダイプランはドコモ回線のみです。
なので、au回線の方は、組み合わせプランから自分に合ったプランを選ぶことになります。
ドコモ回線の方が選択できるプランが多いのが楽天モバイルの特長です。
楽天モバイルで購入できるスマホの種類も豊富で、高性能で格安に買えるものが多いので、そちらを使うのも良いと思います。


楽天モバイルのメリット
データの繰り越しができる

データ通信量の残量
楽天モバイルでは、スーパーホーダイプランでも組み合わせプランでも、その月の残ったデータ通信量を、来月に繰り越しができます。
さらに、データシェアオプション(100円/月)を契約すると、設定したメンバー内で繰り越したデータ通信量を分け合えます。
先月、夫婦ともにほとんど使用してないので、3.1GBプランの私の今月のデータ通信量は6.05GBもあります。


テザリングが無料で使える
外出先でPCやタブレットで作業をする時に、スマホをWi-Fiルーター代わりにしてネットへ接続するのがテザリングです。
ドコモだと有料サービスとなっていて、auやSoftbankでも一部有料となってるテザリングが、楽天モバイルでは無料で使えます。
ただ、ドコモ系のスマホで一部テザリングできない機種があります。SIMフリー機であれば問題ありません。


楽天モバイルの店舗で相談できる
楽天モバイルは、オンラインでの申込だけでなく、各地域に楽天モバイルのショップがあるので、スタッフと相談しながらプランを選んだり、契約ができます。
また、ケーズデンキ、ビックカメラ、エディオン、ジョーシンなどの家電量販店でも契約ができます。
我が家も、MNPでの契約をしたかったので、店舗でスタッフの方に相談しながら設定を進めました。
楽天モバイルショップ情報はこちら


楽天スーパーポイントが貯まる・使える
楽天モバイルの料金の1%が楽天スーパーポイントとして、貯まります。また、通話SIMご利用の場合には、楽天市場でのお買い物時に、ポイントが+2倍になります。
楽天モバイルの通信料を楽天カードでの支払いにすることで、楽天カード側でもポイントが付きます。
我が家では、なるべく楽天カードに支払いをまとめるようにしています。
また、楽天モバイルのお支払いを楽天スーパーポイントで支払う事も可能です。


通信エリアが広い
楽天モバイルは、ドコモの回線を借用しているので、au回線やSoftbank回線を借りているところよりは、カバーしている通信エリアが広いです。
山間部や離島などでも使えるのが魅力です。


お支払い方法が豊富
楽天モバイルは、お支払い方法が豊富なのも特長です。
クレジットカード、デビットカード、口座振替、そして楽天スーパーポイントと4種類から、自分にあったものが選べます。
ただ、口座振替は手数料100円/月が発生しますのでご注意ください。
楽天モバイルは、やはり楽天スーパーポイントも貯まるので、楽天カードでの支払いがベストかと思います。


選べるスマホが豊富で安い
SHARP製、HUAWEI製、OPPO製、ASUS製、LG製、HTC製等に加えて、iPhone SE(海外版)も購入ができます。
楽天モバイルは、選べる端末が多いので、自分に合ったスマホが探せます。
また、楽天モバイルだと一般販売価格よりも割安で購入でき、楽天スーパーポイントも貯まります。
スマホの購入にも楽天スーパーポイントが使えます。


楽天モバイルのデメリット
昼12時台の通信速度が遅い?
格安SIMは、ドコモなどのキャリアから回線の一部を借りているために、使える帯域に制限があるため、利用が増える時間帯はどうしても遅くなります。
楽天モバイルも同様に、一番利用者が増えるお昼の12時台の通信速度は低下してしまいます。
ただ、メールやLINE、普通のWEBサイトを閲覧する程度であれば、問題なく使えます。
ちなみに、UQモバイルやワイモバイルなど、ドコモ回線以外の格安SIMは、回線を借りているMVNO事業者が少ないため、混雑する時間でも速度が早い傾向にあると思います。
これは、ドコモの広い通信エリアや、他のメリット等を考慮して選ぶといいと思います。


キャリアメールが使えない?
楽天モバイルでは、「@docomo.ne.jp」などのキャリアメールが使えません。
かつては金融機関などでキャリアメールでの登録を推薦されていましたが、最近ではフリーメールでの登録でもOKになってきています。
なので、androidスマホなら、どの端末からでも使えるgmailで大丈夫だと思います。
もし、フリーメールを避けたい場合には、楽天モバイルのメール機能「楽天メール」で、無料のメールアドレス(@rakuten.jp)が利用できます。


楽天系アプリが大量にプリインストール?
楽天モバイルでスマホを購入すると、事前に楽天系のアプリが多数プリインストールされています。
ラクマや楽天トラベルなど有名なものから、楽天レシピなどのあまり聞いた事のないサービスのアプリまでが入っています。
ただ、楽天モバイルアプリ以外は、削除しても問題ありませんので、使わないものはアンインストールしてください。


楽天モバイルユーザーの管理人の感想
2015年から、夫婦でそろって楽天モバイルを使い続けていますが、大きな不満はありません。
auを使っていたころだと、2年間だけの割引をアレコレ盛り込んで夫婦でも1万円を超えていたのが、現在では期間限定の割引なしでも2人で4,000円ほどに抑える事ができています。
動画などの重いデータを毎日ダウンロードしないので、データ通信量も3.1GBで困ったことはないです。ただ、念のためにデータシェアのオプションは付けています。
デメリットの通信速度についても、お昼の12時台に動画を見なければ、特に問題ないです。

